久保田メソッドは、脳科学に基づいた脳の働きを高める子育て法です。
子どもたちの「脳力」を最大限に伸ばすために、育児の中で前頭前野を鍛える、最新育脳プログラムを提供します。
久保田競先生、久保田カヨ子先生と主婦の友社が40年かけて築いてきました。
「前頭前野」の働きを発見したのが世界的な脳科学の権威 久保田競先生です。

久保田競
一般社団法人久保田ブレインラボ 永久名誉会長
京都大学名誉教授。医学博士。東京大学医学部卒業後、同大学院に進学。
その後、米国オレゴン州立大学に留学。帰国後、東京大学大学院を経て、京都大学霊長類研究所(現、京都大学ひと行動進化研究センター)神経生理研究部門教授に就任し、同研究所、所長を歴任する。
2011年に瑞宝中綬章受章。2024年に正四位叙位。故人。
クボタメソッドは前頭前野を育てます

「ほんとうの頭のよさ」とは、何か問題にぶつかったときに、その問題の本質を見抜き、解決方法を考え、行動できる能力だと久保田競博士は考えています。
つまり感受性、積極性、独創性、意思、運動力、注意力など、あらゆる面ですぐれ、バランスがとれていることで、こうした総合的な能力は大脳の「前頭前野」という部分の働きによって決まります。ですから、赤ちゃんのときから、脳に刺激(働きかけ)を与え、前頭前野を発達させることが重要なのです。

脳の表面は、前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉の4つの領域に分かれています。脳のちょうど真ん中、両耳を結ぶ線の下あたりに中心溝と呼ばれる大きな溝があります。この中心溝より前が前頭葉、後ろが頭頂葉で、そのさらに後ろが後頭葉です。この後頭葉から横に伸びている部分が側頭葉です。
脳は、分業しながらも緻密に連携して働いています。脳の中で働いていない分野はひとつもありません。脳をしっかりと育てるためには、分業する脳の各部位をバランスよく鍛える必要があります。
人間の脳は5才までにつくられる!
シナプスを増やすことで「頭のいい子」の脳は育つ!
見たり、聞いたり、触ったり、舌でふれたり、五感を刺激しながら新しい経験をすると、脳に情報が送られて神経細胞にシナプスができ、脳の回路が新たにつながります。
よい刺激をたくさん与えるほど、シナプスがたくさんできて神経回路は密になっていきます。赤ちゃんの脳を育てる基本は、ここにあります。

神経細胞をつなぐシナプスを通って情報伝達物質が流れることで、見たり、触ったり、聞いたりした情報が脳へ伝わります。
シナプスは、生後すぐから急速に増え始め、場所によっても違いますが、2〜4才ごろまで増え続けます。だからこそ、脳のさまざまな分野を鍛えるために、この時期にたくさんの刺激を与えることが重要になってくるのです。
優秀な脳を育てるのは、お父さんとお母さんの大切なつとめ!
神経科学的には、体を鍛えると筋力や腕力がつくのと同様、脳も鍛えれば〝脳力〞がつくのです。
ただ、体を鍛えるのと大きく違うのは、その時期と方法です。体は、大きくなってから自分でいくらでも鍛えられますが、脳が一生で最も発達するのは0~4、5才なので、その時期までに鍛えなければなりません。

見て、聞いて、さわって、食べて、走って、まわって、
感じた刺激を脳に送ることで、前頭前野は育ちます。

クボタ ブレイン・ラボの各教室は、赤ちゃんの脳の成長に合わせ、その時期にふさわしい刺激を与えることで前頭前野を育てるお手伝いをしています。
クボタ ブレイ・ラボの各教室では、生後2カ月から、脳の発達に応じたベストなタイミングで、目・口・手・指・足・耳・身体、すべてを使って脳を刺激し、バランスのとれた脳を育てるカリキュラムを実践しています。